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働くということへの道しるべ

「働くとは?」「仕事の意義とは?」「社会人になるとは?」…。『ほうれんそうメール』は、その答えに近づくための指針を示してくれる。

「仕事」から「志事」へ

「仕事」「私事」「死事」、どれもシゴトです。

「仕事」とは、指示されたことを行うこと。
「私事」とは、自分の利益のために行うこと。
「死事」とは、嫌なことを時間つぶしのために行うこと。

はなまるのシゴトには、どれも当てはまりません。

はなまるのシゴトは「志事」なのです。

「志事」とは、意志を持って取り組むことです。
自分はこうなりたい、みんなでこうしたい、会社をこうしたい、という強い意志。

「志事」とは、自分から好きになることです。
最初は関心がなくても、苦手だとしても、
たとえ不器用だとしても、
「これが天職だ」と従業員一人ひとりが想っているレベル。

みなさんはこれから先、どんな「シゴト」をして行きたいと思っていますか?

「ほうれんそうメール」とは?

「ほうれんそうメール」とは、 店舗が増え会社が大きくなって従業員が増えても、
決してみんなの想いがバラバラにならないように、 はなまるが大事にしている考え方が無くならないようにと、
弊社代表・清水が、従業員に向けて発信し続けてきたメールです。

もう、300通は優に超えているでしょうか。そしてそれは、今でも届くのです。

ほうれんそうメールの内容はさまざま。

おもてなし、商品知識、創業の想い、社長の怒り…etc.  ほんとうに、さまざまなのです。

しかし、これらのメールに共通していることが一つだけあります。
それは、全てはなまるが大事にしている考え方が根底にあるということ。

社長の想いが伝わり、私たちが「はなまるの想い」へと高めてきたメール。

ぜひ皆さんにもお伝えしたくて、ほんの一部ですが、内容をご紹介します。

皆さんにとっての「働くことへの道しるべ」となれば、私たちも幸せです。

はなまる ほうれんそうメール eBook版を見る

『楽しい』より『価値ある人生』を歩きたい! 

Update 2011.12.24

 

『そんなに働いてどうするの?何が楽しいの?』と、言われた。

挙句の果てに『つまんない人生!』とまで言われた。

『そうだよな、昔、一時はゴルフもしょっちゅうやったしな、あの時は楽しかったなあ、確かに』

 

しかし、すぐ思った。

それが人生の目的か?

 

38才から40歳までゴルフに狂った。普通、1年ではスコア100は切れないと言われるのに2年でハンデキャップ13になった。このままいけばシングルなんてそんなに難しくないとさえ思っていた。

 

それほどやったのだから遊びは嫌いではない。

 

ゴルフを突然止めた理由は北見でスナックを開店することになったためです。あれほど狂ったゴルフは物理的にできなくなった。それからは殆どやっていないが、それは我慢そのものだった。

 

やがて稲盛塾長を知り、フィロソフィーが自分の中に浸透していくにしたがって、我慢の質が違っていったように思う。

事業は何のために存在するのか?
人生は何の目的があるのか?

 

それらのことが僕の心に浸透していくにつれて、働くことはもっと大事なものになっていって、

興味の矛先が変わることで我慢は薄くなっていった。

 

つまり、自分の中に大事なものが変化していったわけです。

 

「自分ひとりの遊び」より「社会に必要とされる存在」に価値を感じるようになってきた。

「自分だけの喜び」より「みんなのために生きる尊さ」に価値を感じるようになってきた。

「一時の楽しさ」より「心を高めること」に価値を感じるようになってきた。

 

当の本人は「働いてばっかりの人生」を「つまんない人生」と感じているのではなく、全く正反対に、これが「価値ある人生」と思っているのだ。

経営とは、『楽しい人生を過ごしたい』と思うレベルではできないだろうと思う。

実際、経営は楽しくないときが山ほどあり、逃げだしたい思いになるときが幾度となくある。

だとすれば、もっと別次元の高邁(コウマイ・気高くすぐれていること)なことに価値を感じなければ、やってられない職業だ。

 

『楽しい人生だけ』を望む人にとっては、《人間は皆、自分のために生きている》と思っているようだ。

まして、経営者ともなれば全てが自由勝手になるように思っているらしい。

 

経営者は他の人が遊んでいるとき、従業員が休んでいるときに自分は仕事をしている。

たとえ形は休んでいても仕事が頭から離れることはまずない。

 

会社は後を引き継いでもらわなければならないときがやがて来る。そのとき、お願いする人は《価値ある人生》を望む人でなければならないと思っている。

なぜなら、従業員を不幸にしてしまうから。